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Home > Market Analysis> 上海再開と春節消費:RSI30のHSIは自律反発なるか
Market Analysis 2026年2月23日
春節明け・自律反発模索 Sentiment: 42 (Neutral)

上海再開と春節消費:RSI30のHSIは自律反発なるか

上海再開と春節消費:RSI30のHSIは自律反発なるか

【2026-02-22の市況概要】 (Market Pulse)

週明けの中国関連市場は、上海市場の連休明け再開と春節期間の消費動向を消化する極めて重要な局面を迎える。
先週末のハンセン指数(HSI)は26,413.35(前日比-1.10%)と続落し、週間ベースでは-2.83%の下落となった。一方で、米国市場はS&P 500が+0.69%、Nasdaqが+0.90%と反発しており、ハイテク株主導でのリスクオン姿勢が見られる。

VIX指数は19.09(-5.64%)まで低下し、市場の過度な恐怖感は後退しつつある。しかし、米国債利回り(10年債)が4.09%へ再上昇しており、これが新興国市場の上値を抑える重石となっている。現在の焦点は、テクニカル的に売られすぎ水準(RSI 30.4)にある香港市場が、上海再開と好調な消費データを好感して自律反発(Dead Cat Bounce)へ転じるか否かにある。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

1. 本土市場再開と春節消費データの綱引き

最大のドライバーは、旧正月(春節)連休明けとなる上海総合指数の再開動向である。連休中の主要な材料として、以下の2点が挙げられる。

  • ポジティブ要因(消費): 春節期間中の観光客数や宝飾品売上が前年比+13%(AI分析データ)と堅調に推移したことは、内需の底堅さを示唆している。これは、これまで売り込まれてきた香港の小売り・観光関連株にとってのショートカバー(買戻し)のトリガーとなり得る。
  • ネガティブ要因(地政学・金利): トランプ政権による関税懸念や台湾海峡での緊張継続、および米金利の上昇は、バリュエーション調整圧力を維持させている。

2. HSIのテクニカル的な売られすぎ

HSIのRSI(相対力指数)は30.4まで低下し、典型的な「売られすぎ」水準に達している。過去の統計上、この水準では短中期的なリバウンドが発生しやすい。特に中東緊迫でVIX20突破:香港株は春節消費支えに底堅さ維持でも触れた通り、外部環境が悪化する中で内需データが支えとなる構図が意識されている。

昨日のシナリオ検証

前回の分析におけるメインシナリオ(HSI 26,300-26,700でのレンジ推移)は的中した。
* 要因分析: 米国ハイテク株の反発という支援材料があった一方で、トランプ政権の強硬姿勢や地政学リスクが上値を抑制し、結果としてHSIは26,413.35という想定レンジ内での着地となった。市場は「売り」の一巡感と「買い」の材料不足の間で均衡している。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 価格 変化 コメント
Hang Seng Index 26,413.35 -1.10% RSIが30.4に到達。テクニカル的な反発余地が大きい水準。
Shanghai Comp 4,082.07 休場明け 連休明けの寄付きが最大の焦点。春節データをどう織り込むか。
USD/CNY 6.91 -0.01% 6.90台での安定推移。人民元安が一服すれば株式には追い風。
Gold (GC=F) 5,080.90 +2.11% リスクオフのヘッジ需要継続。5,000ドル台を固める動き。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (今後48時間)

  • メインシナリオ (確率 50%):

    • 見通し: 自律反発。HSIは26,600-26,900を目処に上昇。
    • 根拠: HSIのRSI乖離(売られすぎ)是正の動きに加え、春節の好調な消費データ(観光・宝飾品+13%)が好感される。上海市場が極端な下落スタートとならなければ、安値圏での押し目買いが入る公算が高い。
    • トリガー: 上海市場の無難な通過と、香港小売セクターへの資金流入。
  • アップサイド (確率 30%):

    • 見通し: 27,000台回復。
    • 条件: 本土市場が「ご祝儀相場」となり大幅高で再開し、かつ米国の対中発言に軟化の兆し(または市場が一時的に無視)が見られる場合。投資家心理が急改善し、ショートスクイズを誘発する。
  • ダウンサイド (確率 20%):

    • 見通し: 26,000割れ。
    • 条件: 台湾海峡などでの軍事活動の具体化や、米国の追加関税に関する新たなヘッドラインにより、リスクオフが加速する場合。上海市場が連休中の海外株安(先週前半の動き)を後追いで織り込み急落するケース。
  • 着目イベント: 上海総合指数の寄付き価格、および2月22日の小売売上高データ(各国)。

中期シナリオ (1-2週間)

  • 見通し: Neutral (中立)
  • 重要イベント: 米国個人消費支出(PCE/CPI)、3月の全人代(NPC)。
  • リスク: 米国による対中追加関税の具体策発表、および中国国内のデフレ圧力継続。
  • 構造: 短期的にはトランプ関税15%示唆で香港続落のようなネガティブ材料を織り込み済みだが、本格的な上昇トレンド回帰には全人代での強力な財政出動などのカタリストが不可欠である。

【投資戦略】 (Outlook)

スタンス: 短期的な「押し目買い (Buy Dips)」

現在のHSI水準(26,400近辺)は、RSI 30付近というテクニカル指標と、春節消費というファンダメンタルズの好材料が重なるため、リスクリワード比は「買い」に分がある。ただし、地政学リスクは潜在しているため、本格的なトレンドフォローではなく、あくまで自律反発狙いのスイングトレードを推奨する。

  • エントリー: 上海市場の寄り付きを確認後、HSI 26,300-26,450ゾーンでの打診買い。
  • ターゲット: 第一目標 26,800、第二目標 27,100(ギャップ埋め)。
  • 損切り (Stop Loss): 25,950(心理的節目26,000の明確なブレイクアウト)。

もし上海市場が想定以上に弱く始まった場合は、直ちに「様子見」に切り替え、26,000ラインでのプライスアクションを再評価する必要がある。

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