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Home > Market Analysis> 米雇用堅調でBTC膠着:VIX20台定着と6.6万ドルの攻防
Market Analysis 2026年2月20日
売り一服後の膠着 Sentiment: 42 (Neutral)

米雇用堅調でBTC膠着:VIX20台定着と6.6万ドルの攻防

米雇用堅調でBTC膠着:VIX20台定着と6.6万ドルの攻防

【2026-02-19の市況概要】 (Market Pulse)

ビットコイン(BTC)は前日比+0.4%の66,689ドル近辺で推移し、方向感を欠く展開が続いています。
米国市場ではS&P500が6,861(-0.28%)、Nasdaqが22,682(-0.31%)と続落する中、VIX指数(恐怖指数)は20.23まで急伸しており、投資家のリスク回避姿勢が鮮明です。
米10年債利回りは4.07%と依然として高水準を維持しており、これが暗号資産の上値を重くする最大の要因となっています。一方、ETHは1,937ドル(-0.86%)と軟調で、アルトコインへの資金循環は滞っています。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

1. 米雇用統計の強さと金利の高止まり

昨日発表された米失業保険申請件数等の雇用指標が市場予想よりも強い結果となり、米経済の底堅さが再確認されました。これによりFRBによる早期利下げ観測が後退し、長期金利が4.0%台に張り付いています。
高金利環境は、配当を生まない暗号資産にとって本質的な逆風であり、特に機関投資家の積極的な買い上がりを抑制しています。

2. FRB高官・議員による規制発言とセンチメント悪化

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「暗号資産は全く役に立たない(Utterly Useless)」と切り捨て、ステーブルコインへの批判を展開しました。さらにウォーレン上院議員による暗号資産富裕層(Saylor氏やCZ氏)への救済反対姿勢も報じられ、規制リスクへの懸念がセンチメント(現在スコア:42 Fear)を押し下げています。
この規制懸念については、昨日のレポート米金利4%定着でBTC独歩安:FOMCタカ派示唆と6.6万ドルの攻防でも指摘した通り、上値を抑える継続的な材料となっています。

3. 下支え要因:国家レベルの採用期待

一方で、UAE(アラブ首長国連邦)によるビットコイン準備金保有に関する報道や、ライトニングネットワークの月間取引高が10億ドルを突破したニュースが、65,000ドル台での底堅い需要を生んでいます。これが、マクロ環境が悪化する中でもBTCが極端な崩れを見せていない主因です。

昨日のシナリオ検証

昨日のメインシナリオ(条件:65,500〜67,000ドルでの揉み合い)は的中しました。
要因分析: 想定通り、米失業保険申請件数が労働市場の逼迫を示唆したことで金利低下が阻まれ、BTCは66,000ドル台後半での膠着を余儀なくされました。ハイテク株の調整に連動しつつも、UAE関連の報道による実需買いが下値を支えるという、強弱材料が拮抗した構図が継続しています。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 価格 変化 (1d/1w) コメント
BTC-USD $66,689 +0.40% / -4.41% 6.6万ドル台でのレンジ相場。VIX上昇により上値は重いが、売り圧力も一巡感。
ETH-USD $1,937 -0.86% / -7.13% 2,000ドルの心理的節目を割り込み、戻りの鈍さが目立つ。対BTCでも弱含み。
VIX 20.23 +3.11% / +14.62% 警戒領域の20超え。株式市場のボラティリティ拡大はCryptoへの流動性縮小を示唆。
US 10Y 4.07% -0.10% / -2.33% 高止まり。この水準が低下しない限り、リスクオンへの転換は困難。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (24-48h)

  • メイン (確率 60%):
    • 概要: 米PMIやPCEといった重要指標を控え、66,000ドル台を中心としたレンジ相場が継続。
    • 根拠: VIXが高止まりしており、機関投資家は積極的なポジション構築を手控える公算が大きい。売り圧力は緩和したが、買い材料にも乏しい。
  • アップサイド (確率 20%):
    • トリガー: 米PMIの予想下振れによる金利低下、またはUAE等の国家購入に関する追加報道。
    • ターゲット: 68,000ドルのレジスタンス突破。ここを超えればショートカバーを誘発し、70,000ドル復帰が視野に。参考: 6.8万ドル決壊とVIX20台
  • ダウンサイド (確率 20%):
    • トリガー: 米議員やFRB高官からのさらなる規制発言、またはVIXの22超え。
    • ターゲット: 直近サポートの65,500ドルを明確に割り込んだ場合、64,000ドル付近まで調整が加速するリスクあり。
  • 着目イベント: Flash Manufacturing PMI (2/20), Core PCE Price Index (2/20)。これらがインフレ再燃を示唆すればダウンサイドリスクが高まる。

中期シナリオ (1-2週間)

  • 見通し: Neutral (中立)
  • 重要イベント: 米PCEデフレーター (2/20)、米CPI (2/25)。
  • リスク: インフレ再燃懸念により米10年債利回りが4.2%を超えて定着すること。また、規制当局によるステーブルコインへの介入強化。

【投資戦略】 (Outlook)

結論: 様子見(Wait) / レンジ内での逆張り

現在の市場環境(Fearセンチメント、VIX>20、金利高止まり)では、トレンドフォローでのエントリーはリスクが高いと言えます。
スイングトレーダーとしては、明確な方向感が出るまでは65,500ドル〜67,500ドルのレンジを想定した短期的な逆張りが有効です。

  • 買い場: 65,500ドル付近への押し目。ただし、VIXが22を超えるような急落時は静観推奨。
  • リスク管理: 65,000ドルを日足終値で割り込んだ場合は、ダウンサイドシナリオ(64k)へ移行するため、速やかに撤退(Stop Loss)。
  • 焦点: 2/20のPMI発表後の金利動向に注目。金利低下が確認できれば、押し目買いの確度が高まります。

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