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Home > Market Analysis> 原油急騰・金利上昇もハイテク反発:CPI通過後の市場変調
Market Analysis 2026年2月19日
警戒感残る自律反発 Sentiment: 48 (Neutral)

原油急騰・金利上昇もハイテク反発:CPI通過後の市場変調

原油急騰・金利上昇もハイテク反発:CPI通過後の市場変調

【2026-02-18の市況概要】 (Market Pulse)

CPI(消費者物価指数)という重要イベントを通過した安心感から、米国株式市場は「悪材料(金利上昇・原油高)を一時的に無視」する形で反発しました。

S&P 500は前日比+0.56%の6881.31、ハイテク比率の高いNasdaqは+0.78%の22753.63で取引を終えました。特筆すべきは投資家心理の改善です。恐怖指数であるVIXは19.62(-3.3%)まで低下し、再び節目の20を下回りました。

一方で、債券・商品市場は不穏な動きを見せています。FOMC議事要旨での意見対立を受けて米10年債利回りは4.08%へ上昇。さらに中東情勢の緊迫化(バンス氏の発言等)を受け、WTI原油先物は+4.19%の急騰を見せています。株式市場の自律反発と、マクロ環境の悪化が同居する「ダイバージェンス(逆行現象)」が発生しています。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

本日の上昇を牽引したのは、CPI通過に伴う「イベント通過のあく抜け感」と、テクニカル的な「売られ過ぎからの自律反発」です。

  1. CPI通過とショートカバー: CPI(3.0%)が事前の懸念ほど悪化しなかったことで、過度に積み上がっていたヘッジの解消(買い戻し)が入りました。RSIが30台(Nasdaq)まで低下していたため、値ごろ感からの押し目買いが優勢となりました。
  2. マクロ悪材料の無視: 本来であれば、原油の4%超の急騰(インフレ再燃懸念)や、FOMC議事要旨での利下げ慎重論(金利上昇)は株売り材料です。しかし、昨日は「CPI通過」という短期的な材料がこれらを凌駕しました。この乖離は持続性が乏しく、今後は再び金利と原油が上値を抑える要因となるでしょう。

詳しくは、以下の分析も参照してください:
CPI鈍化もVIX高止まり:ハイテク底入れ模索と自律反発の行方

昨日のシナリオ検証

昨日のメインシナリオ(条件:VIX20割れ・株価回復)は【的中 (Hit)】しました。
原油急騰や金利上昇というBear要因が発生したものの、RSI低水準からのテクニカルな自律反発圧力と、CPI通過による不透明感の払拭が勝り、想定通りVIXが低下し株価が回復する展開となりました。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 (Asset) 価格 (Price) 変化 (Change) コメント (Comment)
S&P 500 6881.31 +0.56% RSIは42まで回復。自律反発の範疇であり、6900近辺の戻り売り圧力に注意。
Crude Oil (WTI) $64.94 +4.19% イラン情勢悪化懸念で急騰。インフレ期待を押し上げる最大のリスク要因。
US 10Y Yield 4.08% +0.67% FOMC議事要旨を受け上昇。4.15%を超えるとハイテク株のバリュエーション調整圧力に。
Palo Alto (PANW) – -7.0% (News) サイバーセキュリティ大手の下落は、AI・ソフトウェアセクター選別の激化を示唆。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (24-48h)

  • メイン (Main – 50%):
    自律反発が一服し、S&P 500は6900ポイント近辺での揉み合いに移行。原油高と金利上昇が意識され始め、上値は重い。VIXは20前後で推移し、次の材料待ちとなる。
  • アップサイド (Bull – 20%):
    これからの雇用関連指標(失業保険申請件数等)が適度な鈍化を示し、金利が安定化する場合。AI関連株への押し目買いが再加速し、S&P 500は6950を突破、Nasdaqは23000ポイント回復を試す。
  • ダウンサイド (Bear – 30%):
    イラン情勢の更なる悪化報道で原油が70ドルに接近する場合。インフレ懸念再燃で金利が4.15%を超え、S&P 500は6800を割り込み下落トレンドへ回帰する。
  • 着目イベント: 新規失業保険申請件数(木曜)、PMI速報値(金曜)。

中期シナリオ (1-2 Weeks)

  • 見通し: Neutral (中立)
  • 重要イベント: 週末のPMI、今後のエヌビディア決算。
  • リスク: 中東情勢によるエネルギー価格上昇と、それに伴うスタグフレーション懸念。特に原油価格が上昇トレンドを維持する場合、株式のリスクプレミアムは剥落しやすい。

【投資戦略】 (Outlook)

スタンス: 「短期的な押し目買い(Buy Dips)」継続も、利確は早めに

市場はテクニカルな反発局面に入っていますが、ファンダメンタルズ(金利・原油)は逆風です。したがって、本格的な強気転換ではなく、レンジ内でのトレーディングを推奨します。

  • エントリー: S&P 500が6850付近まで押した場面での打診買い。
  • ターゲット: 6920 – 6950ゾーン。ここでの上値追いは禁物。
  • ストップロス: 原油価格高騰が止まらず、S&P 500が6800を明確に下抜けた場合は即座に撤退(Bearシナリオへの移行)。

VIX21台へ急伸の警戒感:米金利4%台前半でもハイテク軟調 で解説した通り、金利4%台前半はハイテク株にとって依然として居心地の悪い水準です。過度な楽観は避け、ボラティリティの縮小を確認しながらポジションを管理してください。

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