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Home > Market Analysis> 米国株急落も元高6.90:米中休戦で上海4100維持の攻防
Market Analysis 2026年2月13日
外部環境悪化・警戒感 Sentiment: 45 (Neutral)

米国株急落も元高6.90:米中休戦で上海4100維持の攻防

米国株急落も元高6.90:米中休戦で上海4100維持の攻防

【2026-02-12の市況概要】

昨日の上海総合指数は前日比+0.05%の4134.02ポイントで引け、底堅い推移を見せた。しかし、その後の米国市場ではNasdaqが-2.03%と急落し、VIX指数(恐怖指数)は20.82(前日比+17.96%)へと急騰している。

この外部環境の急激な悪化(リスクオフ)に対し、中国市場独自の好材料である「米中通商休戦の延長観測」と「人民元高(6.90)」がどこまで緩衝材として機能するかが本日の焦点となる。香港ハンセン指数(HSI)は昨日すでに-0.86%と軟化しており、本日は米国ハイテク株安の直接的な波及が警戒される中、上海市場は節目の4100ポイントを死守できるかが試される展開となる。

【相場変動の主因】

1. 米国発の「リスクオフ」波及

米国市場ではS&P500が-1.57%、Nasdaqが-2.03%と大幅安となった。米10年債利回りが4.10%(-1.63%)へ低下したにもかかわらず株が売られた動きは、金利低下を好感する段階を超え、成長懸念あるいは純粋なポジション調整のパニック売り(VIX 20台乗せ)を示唆している。これは通常、高ベータである香港ハイテク株や、リスク資産全般への強い逆風となる。

2. 米中関係の「雪解け」と人民元高

一方で、James Zimmerman氏による「2026年を米中関係の『ビジョンの年』に」という提言や、通商休戦報道が市場心理を下支えしている。これに呼応するように、USD/CNYは6.90まで元高が進行しており、キャピタルフライト懸念を後退させている。この通貨高が、海外株安ショックに対する防波堤として機能する公算が高い。

昨日のシナリオ検証

昨日(2月12日)のメインシナリオ(条件:米株急落が重荷も、通商休戦期待と元高が下支え -> 売り先行後は4100-4140のレンジで神経質な展開)は的中した。

  • 要因分析: 想定通り、米国の不安定さを嫌気する売りが出たものの、人民元が6.90台へ突入する通貨高進行が国内投資家の安心感を醸成し、上海総合は4134ポイントとレンジ上限付近での引けとなった。この動きは、米中休戦延長とGLM-5:人民元6.91突入で上海株は底堅い推移で指摘した通り、通貨高が株価のサポートとして機能した結果である。

【注目アセット】

資産 価格 変化 (1D) コメント
上海総合 (SSEC) 4,134.02 +0.05% 米株安を受けギャップダウンスタートが予想されるが、4100のサポート強度が鍵。
香港ハンセン (HSI) 27,032.54 -0.86% 米ハイテク株安の影響を最も受けやすい。27,000割れを回避できるか正念場。
USD/CNY 6.9000 -0.15% 昨日の元高進行はポジティブ。6.90以下の水準を維持できれば、株価の下値は限定的。
VIX指数 20.82 +17.96% 20超えは警戒水準。短期的なパニック売りのリスクを示唆しており、ボラティリティ上昇に注意。

【シナリオ分析】

短期シナリオ (24-48h)

米CPI(2/13)を控え、積極的な買いは手控えられやすい環境。

  • メイン (50%): 米国株急落を受け売り先行で始まるが、人民元高と政策期待(半導体基金等)が下値を支える。4100-4130のレンジで推移し、大崩れは回避する。
  • アップサイド (20%): アリババのAIモデル(Qwen)やByteDance/Pony AI関連の好材料が海外安を相殺。押し目買いが優勢となり、4140-4150を回復する。
  • ダウンサイド (30%): VIX急騰による世界的なリスク回避圧力が勝り、香港市場が崩れることで上海も連れ安。節目の4100を明確に下抜け、4080付近まで調整。
  • 着目イベント: 米CPI(消費者物価指数) – 2月13日発表。結果次第で米金融政策の思惑が揺れ、週明けの市場に決定的な影響を与える。

中期シナリオ (1-2 Weeks)

  • 見通し: Neutral
  • 重要イベント: 3月の全人代(NPC)に向けた具体的な財政出動の観測報道。米中首脳会談後の実務者協議の進展。
  • リスク: 米インフレ再燃によるFRBのタカ派化と、それに伴うドル高・元安への回帰。

【投資戦略】

結論: 「押し目買い(慎重)」および「レンジ内での逆張り」

外部環境(米国株)の悪化は著しいが、中国固有のファンダメンタルズ(元高・政策期待)は改善傾向にある。上海半導体基金増額で4100維持の分析にある通り、政策的な下支えが期待できるセクターへの選別投資が有効。

  • エントリー: 上海総合 4100-4110ゾーンでの押し目買いを検討。ただし、VIXが高止まりしているため、フルポジションは避ける。
  • リスク管理: 4080を明確に下回った場合は撤退(ストップロス)。上値は4160付近で利益確定を推奨。
  • セクター: 米金利低下恩恵よりも、国内政策(半導体・AI)や内需(「シルバーエコノミー」関連)に資金をシフト。

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