Skip to content

Finshift

  • US Market
  • JP Market
  • China
  • India
  • Indonesia
  • Crypto
  • Guide
Home > Market Analysis> 米中休戦延長とGLM-5:人民元6.91突入で上海株は底堅い推移
Market Analysis 2026年2月12日
米中雪解け期待・リスクオン Sentiment: 65 (Greed)

米中休戦延長とGLM-5:人民元6.91突入で上海株は底堅い推移

米中休戦延長とGLM-5:人民元6.91突入で上海株は底堅い推移

【2026-02-11の市況概要】 (Market Pulse)

本日の中国株式市場は、米中関係の雪解けムードと国内AI産業への期待感を背景に、リスクオンの地合いが継続した。上海総合指数は4131.98(+0.09%)、ハンセン指数は27266.38(+0.31%)で引け、底堅さを示した。

特筆すべきは為替市場の動向であり、オンショア人民元(USD/CNY)は6.91までドル安・元高が進行。米CPIの鈍化(予想0.2%)による米金利上昇の一服と、北京での米中首脳会談における「通商休戦延長」観測が、海外資金の中国資産への回帰を促している。ボラティリティ指数(VIX)が17.65まで低下していることも、投資家心理の改善を裏付けている。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

本日の相場を支えた主要因は、「地政学リスクの後退」と「AI関連の個別材料」の複合効果である。

  1. 米中通商休戦の延長観測:
    トランプ氏と習主席による北京サミットにおいて、通商休戦の延長が合意されるとの報道(Trump and Xi expected to extend trade truce)が市場の安心感を醸成した。これにより、対中関税リスクへの懸念が和らぎ、人民元の買い戻し(6.91レベルへの上昇)を誘発している。人民元高は、中国資産のドル建て評価額を押し上げ、海外勢の資金流入を加速させる要因となる。
    米株急騰と米中雪解け:上海4100回復試す展開とVIX急落でも触れた通り、外交イベントへの期待値が現在の株価下支えの柱となっている。

  2. 国産AIモデルの進展 (Zhipu AI GLM-5):
    中国のAIユニコーンであるZhipu AI(智譜AI)が、新モデル「GLM-5」を発表し、OpenAIなどのライバルに対抗する姿勢を鮮明にしたことが報じられた。これがハイテク株、特にハンセン指数の上昇寄与度を高めた。半導体やAI関連銘柄への資金流入は、上海半導体基金増額で4100維持の分析とも合致する動きである。

昨日のシナリオ検証

昨日のメインシナリオ(4120-4150レンジでの底堅い推移)は実現した。
勝因は、米CPI鈍化による外部環境の好転と、上述したAI関連のポジティブサプライズが下値を堅く守った点にある。市場は4100ポイントの心理的節目を背に、売り圧力を十分に吸収する強さを見せた。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 価格 変化 (1D) コメント
USD/CNY 6.91 -0.14% 心理的節目の6.90を視界に捉える。RSIは17と売られすぎ水準だが、トレンドは強力な元高。
上海総合指数 4131.98 +0.09% 4130台を維持。RSIは51.3と中立で、過熱感なく上値を追える形状。
ハンセン指数 27266.38 +0.31% GLM-5発表を受けテック株が牽引。SMA50乖離率は+3.43%と強気トレンド継続。
Gold (GC=F) 5107.8 +2.08% ドル安に加え、地政学リスク(中東・南シナ海)へのヘッジ需要で5000ドル台を固める。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (今後24-48時間)

人民元が6.91水準で安定している限り、基本的には「押し目買い」優勢の展開を予想する。

  • メインシナリオ (確率 60%):
    米中首脳会談でのポジティブなヘッドライン待ちの状態で、4130-4160レンジへじり高の展開。GLM-5発表の余韻が続き、ハイテク・通信関連が指数をサポートする。ドル円の軟調推移(153.11)も、相対的なアジア通貨買い・株買いを支援する。
  • アップサイド (確率 25%):
    USD/CNYが心理的節目の6.90を明確に下回った(元高進行)場合、海外勢のアルゴリズム買いが発動し、上海総合は4180-4200レベルへ急伸する可能性がある。
  • ダウンサイド (確率 15%):
    対EU関係の悪化懸念(欧州首脳との軋轢報道など)や、週末を控えた利益確定売りが先行した場合、4100近辺のサポートラインを再テストする展開。ただし、米中雪解け期待があるため、4100割れでのショートはリスクが高い。

着目イベント: 明日の米GDPおよび新規失業保険申請件数(米景気減速の確認)。

中期シナリオ (1-2週間)

見通し: Bullish (強気)
* イベント: 米中首脳会談(北京)、全人代(NPC)への政策期待、FOMC議事録。
* リスク: 米国の対中技術規制の再燃(特に半導体分野)、欧州との貿易摩擦の激化。
* ByteDance/Pony AIで上海4100突破で指摘した通り、テック企業の実需と政策期待が中期トレンドを形成しつつある。

【投資戦略】 (Outlook)

結論: 押し目買い (Buy Dips)

現在の市場環境(Sentiment Score 65: Greed)は、過熱感なき上昇トレンドを示唆している。米中関係の改善という「ファンダメンタルズの変化」が、人民元高を通じて株価を押し上げている構造だ。

  • エントリー戦略: 上海総合指数の4120-4130ゾーンへの調整局面は、短期的な買い好機と見る。特にAI・半導体関連の個別株や、ハンセン指数のテックETFが選好される。
  • リスク管理: 4100を明確に割り込んだ場合は、一旦撤退(Stop Loss)。米中会談でネガティブサプライズが出た場合の急落に備え、ポジションサイズは適正に保つこと。

Share this article:

関連記事

香港予算案と人民元3年ぶり高値:HSI 2.7万回復試すAI相場
2026年2月26日

香港予算案と人民元3年ぶり高値:HSI 2.7万回復試すAI相場

春節映画不振でHSI急反落:AI期待の上海と乖離鮮明
2026年2月25日

春節映画不振でHSI急反落:AI期待の上海と乖離鮮明

米最高裁が関税無効化:香港株2.7万回復と米国株安の乖離
2026年2月24日

米最高裁が関税無効化:香港株2.7万回復と米国株安の乖離

最近の投稿

  • 香港予算案と人民元3年ぶり高値:HSI 2.7万回復試すAI相場
  • NVIDIA決算でBTC6.9万ドル肉薄:CPI無視のAI相場と機関投資家
  • NVIDIA・米CPIで円安156円突破:日経5.8万台の熱狂と死角
  • Nvidia決算がCPIを凌駕:Nasdaq23000突破とAI相場の持続性
  • 春節映画不振でHSI急反落:AI期待の上海と乖離鮮明

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年2月
  • 2026年1月

カテゴリー

  • Featured News
  • Investment Guide
  • Market Analysis
  • Strategic Assets
  • 未分類

FinShift

世界主要市場(US, JP, India, China)と重要資産(Crypto, Commodity)の「今」を読み解くマーケット・インテリジェンス・メディア。データとAIシナリオで、スイングトレーダーの意思決定を支援します。

Markets

  • Featured News
  • US Market
  • Japan Market
  • China Market
  • India Market
  • Indonesia Market

Assets & Guide

  • Crypto
  • Commodities
  • Guide

Information

  • About Us
  • Contact
  • Privacy Policy
  • Logishift

© 2026 FinShift. All rights reserved.