Skip to content

Finshift

  • US Market
  • JP Market
  • China
  • India
  • Indonesia
  • Crypto
  • Guide
Home > Strategic Assets> 【銀vs金】100ドル突破で覚醒した「東邦亜鉛」と次なる戦略
Strategic Assets 2026年1月27日

【銀vs金】100ドル突破で覚醒した「東邦亜鉛」と次なる戦略

金(ゴールド)の次は銀(シルバー)!? 銀価格の上昇を受けて物色された“銀関連銘柄”の正体【昨日動いた個別株】(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン))

2026年1月26日、金融市場に新たな歴史が刻まれました。NY先物市場において、銀(シルバー)価格がついに1トロイオンス=100ドルの大台を突破し、一時109ドルまで急騰する場面が見られました。

これまで「貧者の金(Poor Man’s Gold)」と揶揄されてきた銀ですが、産業用需要の逼迫と投機マネーの流入により、今やビットコイン(BTC)をも凌ぐボラティリティ資産へと変貌しています。

本稿では、銀価格急騰の背景と、それに連動して買われた東邦亜鉛(5707)などの個別株動向、そして今後のコモディティおよび暗号資産市場のトレード戦略について、テクニカルとマクロの両面から分析します。

関連記事:銀100ドル突破:BTCを凌ぐボラティリティと実需

1. Asset Status:銀相場は「発見機能」のフェーズへ

現在の銀市場は、典型的な「パラボリック・ムーブ(放物線状の上昇)」を描いています。

  • トレンド定義: スーパーサイクル(超強気トレンド)
  • 主要レジスタンス: 青天井(Price Discovery Mode)
  • ボラティリティ: 極めて高い(IVの急上昇)

1月26日の市場では、3月限が100ドルを突破した瞬間にショートカバー(空売りの買い戻し)を巻き込み、一気に109ドルまで跳ね上がりました。これは単なる上昇ではなく、長年蓄積された巨大なウェッジ(保ち合い)からの上放れであり、「価格発見機能」が働き始めたことを意味します。

これまで金(ゴールド)が5,000ドルを目指す動きの中で遅れをとっていた銀が、金銀比価(ゴールド/シルバーレシオ)の修正を一気に行っている状況です。

2. Macro Correlation:なぜ今、銀と関連株なのか?

マクロ経済環境を俯瞰すると、資金の流れ(Capital Flow)が「ペーパーアセット」から「ハードアセット」へ急速にシフトしていることが分かります。

実質金利とインフレヘッジ

米国の金利政策が不透明な中、市場は「インフレの再燃」または「通貨価値の希薄化」を織り込み始めています。通常、金利上昇局面では貴金属は売られやすいですが、現在の相場は「金利がつかないことによる機会損失」よりも「通貨を持っていることのリスク」を重視しています。

BTC vs Silver:デジタルとアナログの覇権争い

暗号資産ストラテジストとして注目すべきは、ビットコイン(BTC)と銀の相関です。本来「デジタルゴールド」として機能すべきBTCが、直近では上値の重い展開となっています。

  • BTC: 9万ドルの壁に阻まれ、調整色が強い。
  • Silver: 産業需要(EV、AI半導体、太陽光パネル)という「実需」の裏付けがあるため、投機資金が入りやすい。

機関投資家は現在、規制リスクやテクノロジーリスクのあるBTCよりも、在庫不足が明白なコモディティ市場でのモメンタムトレードを選好しています。

関連記事:金・銀の歴史的高騰でBTC膠着:FOMC前の資金流出と9万ドルの壁

3. Market Movers:昨日動いた個別株の「選別」

銀価格の高騰は、株式市場における「関連銘柄」への資金流入を加速させました。しかし、1月26日の相場は単なる全面高ではなく、材料に基づいた冷徹な「選別」が行われました。

東邦亜鉛(5707):製錬マージン拡大への期待

最も恩恵を受けたのは、製錬大手の東邦亜鉛です。前日比+10.06%(1,904円)という急騰を見せました。

  • 上昇理由: 銀価格の上昇は、同社の亜鉛・鉛精鉱に含まれる銀の「副産物収入」を直撃し、製錬マージンを大幅に押し上げます。住友金属鉱山などが銅・金価格で買われるのと同様のロジックです。
  • 需給: 空売り残高の積み上がりに対する踏み上げ(Short Squeeze)も観測されました。

関連記事:住友金属鉱山:銅・金高騰で「資源二刀流」が炸裂。株価急伸の行方

明暗を分けたその他の銘柄

一方で、市況環境が良くても個別要因で売られる銘柄が目立ちました。

  1. セグエグループ(3968): 前日比-11.86%。460万株の公募増資・売出しを発表。EPS(1株当たり利益)の希薄化は、どのような強気相場でも嫌気される典型例です。
  2. 富士通(6702): 前日比-7.83%。UBS証券による投資判断引き下げ(Buy→Neutral)がトリガー。主力株への利食い売りは、資金が「バリュー株・資源株」へシフトしている証拠でもあります。
  3. アステリア(3853): 前日比+10.68%。SpaceXへの出資実績が材料視されました。「宇宙」は希少資源の獲得競争という文脈で、コモディティ相場と親和性が高いテーマです。

4. Technical Setup:チャート分析

Silver (XAG/USD)

銀価格のチャートは「未知の領域」に入っています。

  • RSI (14): 日足レベルで85を超えており、極度の過熱感を示唆。
  • サポートライン: かつての心理的抵抗線であった100ドルが、今後は強力なサポート(岩盤)として機能するかが焦点です。
  • 注意点: 100ドルを明確に下回った場合、ロング勢の投げ売り(Stop Loss hunt)により、90ドル台前半まで急落する「行って来い」のリスクがあります。

東邦亜鉛(5707)

  • ギャップアップ: 巨大な窓を開けての上昇。
  • 出来高: 急増しており、機関投資家の参入を示唆。
  • 移動平均線: 全ての主要移動平均線(25MA, 75MA, 200MA)を上回る「パーフェクトオーダー」形成間近。

5. Strategy:トレーディング戦略

ボラティリティを利益に変えるスペキュレーターとしての戦略を提示します。

シナリオA:銀の押し目買い(Dip Buying)

銀価格が一時的な調整で100ドル〜102ドルのゾーンまで下落した場合、そこは絶好のロングエントリーポイントとなります。

  • Entry: 101.50ドル付近
  • Stop Loss: 98.00ドル(100ドル割れ定着で撤退)
  • Target: 115ドル〜120ドル

シナリオB:資源株への循環物色

東邦亜鉛のような「銀関連」が急騰した後、次に資金が向かう先を探します。
* 出遅れ資源株: まだ高値を更新していない非鉄金属セクター。
* リサイクル関連: アサカ理研(5724)や松田産業(7456)など、都市鉱山から貴金属を回収する企業の収益性も向上します。これらがまだ動意付いていなければチャンスです。

シナリオC:BTCのリバウンド狙い(逆張り)

資金がコモディティに吸われている現在、BTCは相対的に割安になる可能性があります。銀相場が一服し、利益確定された資金が再びデジタルアセットに戻るタイミング(ローテーション)を監視します。

関連記事:金5000ドル・銀100ドル突破:FOMC前の「質への逃避」と次なる戦略


リスク警告

コモディティ市場、特に銀相場は「悪魔の金属」と呼ばれるほどボラティリティが高く、短期間で資産を大きく毀損する可能性があります。レバレッジ管理を徹底し、必ず逆指値(ストップロス)を設定した上でトレードに臨んでください。本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。

Share this article:

関連記事

NVIDIA決算でBTC6.9万ドル肉薄:CPI無視のAI相場と機関投資家
2026年2月26日

NVIDIA決算でBTC6.9万ドル肉薄:CPI無視のAI相場と機関投資家

米株反発もBTCは蚊帳の外:明日のCPIと金利4%台定着への警戒
2026年2月25日

米株反発もBTCは蚊帳の外:明日のCPIと金利4%台定着への警戒

Bitdeer売却とAI株安でBTC6.4万ドル割れ:VIX急騰の警告
2026年2月24日

Bitdeer売却とAI株安でBTC6.4万ドル割れ:VIX急騰の警告

最近の投稿

  • 香港予算案と人民元3年ぶり高値:HSI 2.7万回復試すAI相場
  • NVIDIA決算でBTC6.9万ドル肉薄:CPI無視のAI相場と機関投資家
  • NVIDIA・米CPIで円安156円突破:日経5.8万台の熱狂と死角
  • Nvidia決算がCPIを凌駕:Nasdaq23000突破とAI相場の持続性
  • 春節映画不振でHSI急反落:AI期待の上海と乖離鮮明

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2026年2月
  • 2026年1月

カテゴリー

  • Featured News
  • Investment Guide
  • Market Analysis
  • Strategic Assets
  • 未分類

FinShift

世界主要市場(US, JP, India, China)と重要資産(Crypto, Commodity)の「今」を読み解くマーケット・インテリジェンス・メディア。データとAIシナリオで、スイングトレーダーの意思決定を支援します。

Markets

  • Featured News
  • US Market
  • Japan Market
  • China Market
  • India Market
  • Indonesia Market

Assets & Guide

  • Crypto
  • Commodities
  • Guide

Information

  • About Us
  • Contact
  • Privacy Policy
  • Logishift

© 2026 FinShift. All rights reserved.