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Home > Market Analysis> IMF上方修正も過熱警戒:上海4100台の攻防とAI「DeepSeek」
Market Analysis 2026年1月20日
過熱感のある強気相場 Sentiment: 75 (Greed)

IMF上方修正も過熱警戒:上海4100台の攻防とAI「DeepSeek」

IMF上方修正も過熱警戒:上海4100台の攻防とAI「DeepSeek」

【2026-01-19の市況概要】 (Market Pulse)

本日の中国本土市場は、外部環境の不確実性と国内政策期待が交錯する展開となった。上海総合指数は前日比+0.29%の4114.00ポイントで引け、心理的節目の4100ポイントを死守した。特筆すべきは、RSIが76.6という極めて高い過熱圏にありながら、大崩れせず高値圏での推移(High-tight Flag)を維持している点だ。

一方で、グローバルリスク指標であるVIX指数が18.84(前日比+18.79%)へ急騰しており、この影響を受けた香港ハンセン指数(HSI)は-1.05%と軟調に推移した。本土株と香港株のデカップリング(乖離)が鮮明であり、本土市場は「一帯一路」の記録的な契約増やIMFによる成長見通し引き上げといった内需・政策要因が、外部のリスクオフ圧力を相殺する構図となっている。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

本日の相場を支えた主たる要因は、IMFによる中国経済成長率予測の上方修正(4.5%へ)と、「一帯一路」関連の記録的契約(2025年に2130億米ドル)という強力なファンダメンタルズの裏付けである。

  1. マクロ経済の底上げ: IMFの評価引き上げは、海外機関投資家のセンチメント改善に寄与した。これに加え、過去最高額を更新した一帯一路の新規契約は、インフラ関連や国有企業(SOE)の収益見通しを直接的に押し上げている。
  2. 「新質生産力」への資金集中: ニュースフローにある中国スタートアップ「DeepSeek」のAI分野での躍進や、低空経済(Low-altitude economy)への香港の参入計画などが好感され、ハイテク・製造業セクターへの選別的な資金流入が継続している。
  3. 為替の安定: USD/CNYは6.96で推移しており、RSIが17.5と人民元買われ過ぎ(ドル売られすぎ)の水準にあるものの、人民元高傾向は人民元建て資産(A株)にとって追い風となっている。

昨日のシナリオ検証

昨日のメインシナリオ(条件:RSI高水準の中で利益確定売りをこなし、4100ポイントを挟んだ攻防)は【的中】した。

昨日の市場分析 上海株4100で膠着:RSI過熱感と医薬・半導体支援の綱引き で指摘した通り、RSIが75を超える過熱感から利益確定売りが出やすい局面であったが、IMFの発表やAI関連の好材料が下値を支えた。VIX急騰による外部環境の悪化(香港株の下落)が上値を抑えたものの、崩れることなく4114ポイントで引けたことは、市場の地合いが「Greed(強気)」であることを裏付けている。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 価格 変化 コメント
上海総合指数 4114.00 +0.29% RSI 76.6。過熱感はあるが、4100での押し目買い意欲が強い。
ハンセン指数 26563.90 -1.05% VIX急騰の影響を強く受けた。本土株とのデカップリングに注意。
USD/CNY 6.96 -0.04% RSI 17.5。極端なドル安・元高水準。輸出企業には重石だが資産価格にはプラス。
DeepSeek関連 (テーマ) N/A 「AI軍拡競争の火付け役」との報道で、関連するAI・半導体銘柄が物色対象に。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

テクニカル的な過熱感(RSI > 76)とファンダメンタルズの好転が拮抗している。短期的には「時間調整」による過熱感の解消が望ましい局面だ。

短期シナリオ (24-48時間)

  • メインシナリオ (確率 55%):
    • 概要: 4100ポイント台前半でのもみ合い。
    • 条件: IMFの好材料とRSIの過熱感が相殺し合う。指数自体の上値は重いが、AI(DeepSeek報道)やロボット関連など「新質生産力」テーマへの個別物色が相場を支える。
    • ターゲット: 4100 – 4130レンジ。
  • アップサイド (Bull) (確率 25%):
    • 概要: モメンタム加速による4200トライ。
    • トリガー: AI・ロボット分野での新たな大型契約報道や、春節前の政策期待が過熱感を無視して資金を呼び込む。
    • ターゲット: 4150を明確に上抜け、4200を目指す。
  • ダウンサイド (Bear) (確率 20%):
    • 概要: リスクオフの波及による調整。
    • トリガー: VIX指数(現在18.84)が20を超えて上昇し、米国市場の急落が波及する場合。またはトランプ次期政権からの具体的な関税発言。
    • リスクレベル: 4050ポイント付近まで調整。

中期シナリオ (1-2週間)

  • 見通し: Bullish (強気)
  • 重要イベント: 米国CPI/GDP発表(22日)、春節(旧正月)前の流動性供給、BOJ政策決定会合(23日)。
  • リスク: RSI高水準による短期的なスピード調整、およびトランプ次期政権の対中タカ派発言。

【投資戦略】 (Outlook)

結論: 押し目買い (Buy Dips) – セクター選別を厳格に

指数全体はRSI 76.6という過熱圏にあるため、インデックスそのものの追随買い(特に4120以上)はリスクが高い。しかし、トレンドは依然として強気(Greed)であり、ショートは推奨できない。

  1. エントリー戦略: 指数が4080-4100ゾーンまで調整した局面での押し目買いを推奨。
  2. セクター戦略: 指数寄与度の高い大型株よりも、DeepSeekやUnitreeなどのニュースフローに連動するAI・ロボット関連、および「一帯一路」恩恵を受けるインフラ・建設関連への循環物色を狙う。
  3. リスク管理: VIXが20を超えた場合、または上海総合指数が4050を割り込んだ場合は、一旦ポジションを縮小し、調整の深化に備えること。

参考: 上海4100死守も過熱感:カナダ関税撤廃と不動産規制の綱引き – 以前の4100ポイント攻防時の分析も参照されたい。

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