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Home > Market Analysis> 上海株4100pt攻防:AI電力需給逼迫と過熱感の拮抗
Market Analysis 2026年1月18日
高値圏での保ち合い・過熱感の消化 Sentiment: 68 (Greed)

上海株4100pt攻防:AI電力需給逼迫と過熱感の拮抗

上海株4100pt攻防:AI電力需給逼迫と過熱感の拮抗

【2026-01-17の市況概要】 (Market Pulse)

上海総合指数は4101.91(前日比-0.26%)で引け、心理的節目かつテクニカルな攻防ラインである4100ポイントを辛うじて維持しました。香港ハンセン指数も26844.96(-0.29%)と小幅続落。月間で約6%の上昇を記録した後、RSI(相対力指数)が75.9と「買われすぎ」水準にある中で、週末を前にしたポジション調整と利益確定売りが優勢となりました。一方、AI・EVブームを背景とした電力需要の急増という構造的な好材料が下値を支えており、市場は典型的な「高値圏での保ち合い」の様相を呈しています。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

本日の市場動向を決定づけたのは、実需の強さとテクニカルな過熱感の綱引きです。

  1. AI・EV主導の電力需要(下値支持要因)
    中国国内でのAIデータセンター拡充およびEV普及に伴い、記録的な電力需要増が報告されています。これはエネルギー関連株やインフラセクターにとって強力なファンダメンタルズ上の追い風となり、指数が大きく崩れるのを防ぎました。

  2. 規制リスクの再燃とトランプ・リスク(上値抑制要因)
    トランプ次期米大統領がクレジットカード金利の上限設定に言及したことを受け、市場では「中国当局もオンラインローン金利に対して同様の規制強化に動くのではないか」との連想売りがフィンテック関連に広がりました。加えて、NATO同盟国への関税示唆など、米国の保護主義的姿勢への警戒感も投資家心理を冷やしました。

昨日のシナリオ検証

昨日のメインシナリオ(条件:AI・EV電力需要が支えるも、過熱感から4100ポイントを軸としたレンジ推移)は【的中】しました。
この結果をもたらした主因は、RSI75超えというテクニカル指標が示す過熱感に対し、新規の買い材料が不足していたことです。上海4100死守も過熱感:カナダ関税撤廃と不動産規制の綱引きでも指摘した通り、4100ポイント近辺では売り圧力が強まる一方、実需面での底堅さが売り急ぎを回避させ、結果として極めて狭いレンジでの着地となりました。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 価格 変化 (1D/1W) コメント
上海総合指数 4101.91 -0.26% / -0.45% RSI 75.9。依然として高値警戒域。4100の維持が心理的な生命線。
香港ハンセン指数 26844.96 -0.29% / +2.34% 週間ではプラス維持も、米ハイテク株の調整(Nasdaq -0.66%)に連動し上値重い。
USD/CNY 6.97 +0.04% / -0.12% 安定推移。トランプ氏の関税発言にも関わらず、人民元は落ち着きを見せており、当局の管理姿勢が奏功。
Gold (金) 4588.40 -0.60% / +2.18% リスクオフの受け皿として機能してきたが、短期的な利益確定売りに押される。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (今後48時間)

RSIが依然として高水準にあるため、急激な上値追いは期待しづらい状況です。

  • メインシナリオ (確率 60%):
    「4100ポイントを挟んだ一進一退と循環物色」
    AI・EV関連のエネルギー株が買われる一方で、規制懸念のあるフィンテックや消費関連が売られる展開を想定。指数全体としては方向感を欠くものの、個別株物色の動きは活発化するでしょう。
  • アップサイド (確率 15%):
    「4150ポイントのレジスタンス突破」
    中国化粧品ブランドの海外進出成功や、具体的なインフラ投資計画の発表など、内需拡大を示すニュースが出れば、テクニカルな過熱感を無視したショートカバー(買い戻し)が発生する可能性があります。
  • ダウンサイド (確率 25%):
    「4050ポイントへの調整」
    トランプ氏の就任(1/20)を前にしたリスク回避売りや、ネットローン規制の具体化報道があれば、利益確定売りが加速。心理的節目の4000ポイントを試す展開も視野に入ります。

着目イベント: 米国時間1/21のトランプ大統領発言(就任直後の政策方針)は、中国市場のセンチメントを左右する最大の変数です。

中期シナリオ (向こう1-2週間)

  • 見通し: Neutral / Bullish
  • 重要イベント: ECB/BOJ政策会合 (1/22-23)、トランプ大統領発言 (1/21)
  • リスク: 米国の保護主義的通商政策の飛び火、人民元相場の急変動
  • 構造: 浙江省AI支援も過熱感で反落で触れた通り、政策期待と実体経済の乖離が埋まるかどうかが鍵です。基本的には上昇トレンドの中の日柄調整と見ていますが、外部環境(特に対米関係)の悪化には警戒が必要です。

【投資戦略】 (Outlook)

スタンス: 「押し目買い(Buy Dips) / レンジトレード」

現在の市場は「強気の過熱」状態にあります。トレンド自体は上向きですが、高値掴みは厳禁です。

  1. エントリー戦略: 4100ポイント近辺での積極的な買いは避け、4050-4080ポイントのサポートゾーンまで引きつけてからの押し目買いを推奨します。
  2. セクター選択: 規制リスクが意識されるフィンテック関連は避け、電力需要増の恩恵を直接受けるエネルギー・公益セクターや、海外展開が期待される消費財(化粧品等)への選別投資が有効です。
  3. リスク管理: 上海総合指数が4000ポイントを明確に割り込んだ場合、短期的な上昇トレンドの終了と判断し、ポジションを縮小(損切り)すべきです。

市場参加者の「Greed(強欲)」スコアは68とまだ高い水準にあります。今はホームランを狙う場面ではなく、着実なヒット(レンジ内の回転売買)を狙うべき局面です。

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