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Market Analysis 2026年1月16日
過熱感の調整局面 Sentiment: 72 (Greed)

浙江省AI支援も過熱感で反落:上海RSI80超と4100の攻防

浙江省AI支援も過熱感で反落:上海RSI80超と4100の攻防

【2026-01-15の市況概要】 (Market Pulse)

本日の中国株式市場は、短期的な過熱感の調整を優先する展開となりました。上海総合指数は前日比-0.33%の4,112.6ポイントで取引を終え、心理的節目の4,100ポイントを維持しつつも上値の重さが意識されています。

人民元相場は1ドル=6.97元へと元高が進行しており、資金流入の好地合いは継続していますが、直近1ヶ月で+7.52%という急ピッチな上昇を見せた反動から、利益確定売りが先行しました。香港ハンセン指数も同様に-0.28%と小幅反落し、アジア市場全体で方向感を探る一日となっています。

【相場変動の主因】 (Key Drivers)

昨日のシナリオ検証

昨日想定したメインシナリオ(材料待ちのレンジ推移)は的中しました。
この結果をもたらした主因は、テクニカル指標の極端な過熱です。浙江省によるAIチップ開発支援策や人民元高といったファンダメンタルズの好材料は存在したものの、RSIが80を超える水準では新規買いの手が縮み、4,150ポイント手前での利益確定圧力が勝りました。

本日のドライバー分析:政策期待とテクニカルの綱引き

本日の市場を動かした主な要因は、以下の2点の拮抗です。

  1. テクニカル的な「買われすぎ」シグナル
    上海総合指数のRSI(相対力指数)は80.3という危険水域に達しています。過去のパターンからも、RSI80超えの局面では、強力な新規材料がない限り、一旦の調整(日柄調整または値幅調整)が入るのが定石です。以前のレポート 上海株、Trip.com調査で膠着:Nvidia輸出容認もRSI85の壁 でも指摘した通り、この水準での上値追いは慎重さが求められます。

  2. 浙江省のAIチップ支援と米中摩擦
    浙江省が「3〜7ナノメートル」のAIチップ開発支援を打ち出したことは、中長期的にはハイテク株への強力な追い風です。しかし、同時に米国下院が台湾への軍事支援(3億ドル)を可決したことや、レアアース生産強化の法案提出など、米中間の地政学的緊張がくすぶっており、これがハイテク株への全面的な資金シフトを躊躇させています。

【注目アセット】 (Asset Watch)

資産 (Asset) 価格 (Price) 変化 (Change) コメント (Comment)
上海総合指数 4,112.6 -0.33% RSI 80.3。過熱感の解消には4,100近辺での横ばい(日柄調整)が必要。
USD/CNY 6.97 -0.17% 節目の7.00元を割り込む元高水準。資本流出懸念の後退を示唆し、下値を支える。
USD/JPY 158.58 -0.38% 円高進行はアジア通貨全体の底堅さに寄与。クロス円での動きに注視。
Hang Seng 26,923.62 -0.28% 本土株と同様に調整。米国の対中半導体規制の動向に敏感に反応する局面。

【シナリオ分析】 (Scenarios)

短期シナリオ (今後24-48時間)

RSIの過熱感が解消されるまでは、上値を追うよりも調整色を強める展開をメインに想定します。

  • メインシナリオ (確率 50%):
    富裕層への税務調査強化報道などが投資家心理を冷やし、4,100ポイント前後での保ち合いが続く。RSIを70台前半まで冷やすための「日柄調整」の動き。
  • アップサイド (確率 25%):
    トリガー: 人民元高(6.95元方向)の加速、または具体的な半導体企業への補助金詳細の発表。
    ターゲット: テクノロジー株主導で調整を早期に終了し、レジスタンスである4,150をブレイクアウトする。
  • ダウンサイド (確率 25%):
    トリガー: 米国の対中関税や規制に関する新たな強硬発言。
    リスク: センチメントが悪化し、4,100のサポートを割り込み4,050付近まで深押しする。

着目イベント: 明日の中国市場オープン直後のハイテク株の動向(浙江省ニュースの消化具合)。

中期シナリオ (1-2週間)

  • 見通し: Bullish (強気)
  • 重要イベント: 春節(旧正月)前の流動性供給、米中ハイテク摩擦の具体策。
  • リスク: 人民元の急変動および対外関係の突発的な悪化。
    中期的には、当局による景気刺激策と春節に向けた金融緩和期待が底流にあり、調整後の再上昇トレンド復帰が基本線です。

【投資戦略】 (Outlook)

スタンス:押し目買い (Buy Dips) / 4,100近辺でのレンジトレード

現在のRSI水準(80超)での積極的な上値追いはリスクリワードが悪いため推奨しません。短期的には、過熱感が冷めるのを待つ「時間稼ぎ」のフェーズです。

  • エントリーポイント: 4,080〜4,100ポイントゾーンへの押し目は、中期的な上昇トレンドへの再エントリーの好機。
  • 損切りライン: 4,050ポイント明確な下抜け。ここを割ると調整が長期化する恐れがあります。
  • セクター: 浙江省のニュースフローに関連する半導体・AI関連株の押し目を拾いつつ、規制リスクの少ない内需関連への分散を維持してください。

現在の過熱感に関する詳細なテクニカル分析は、上海総合RSI99の異常値:DeepSeek熱狂と米CPI前の警戒 も併せて参照してください。過去の異常値からの調整パターンが参考になります。

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